堺市にて屋根塗装
2021年3月23日
Bofore
After
先日、堺市にて屋根塗装を行いました。
本日はその際の施工の様子をお届けします。
まず、瓦止のシーリングを行います。
この瓦止のシーリングですが、簡単そうに見えますし実際に作業自体は複雑ではありませんが、非常に注意が必要な作業となります。
雨漏りが起こらないようにと、つい瓦の隙間をすべて埋めてしまいたくなりますが、それは絶対にやってはいけない作業です。
瓦の隙間をすべて埋めてしまうと雨水が屋根を流れる水路が変わってしまい、逆に雨漏りを引き起こしやすくなってしまいます。
適切な箇所に適切な量だけシーリングをうつ、これが重要です。
瓦の下側の雨水が流れる隙間をしっかり残して、風で飛ばないようピンポイントで接着(シーリング)する、これが正しい瓦止のシーリングです。
シーリング作業が終われば、屋根を高圧洗浄で綺麗にしていきます。
「今から塗装するのに洗う必要あるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、塗装を行うからこそ綺麗にします。
ゴミや汚れを綺麗に除去した状態で塗装をしないと、新たな塗膜の中にゴミや汚れが混ざってしまいます。
そうなると塗膜の剥がれや浮きの原因ともなり、耐久性を大きく損ねてしまいます。
塗装作業自体ももちろん大切ですが、同様に下処理となる高圧洗浄も重要な作業です。
このような下準備も一切の妥協なく、丁寧に行っていきます。
洗浄作業が終われば、いよいよ塗装作業に入ります。
まずはプライマー塗装からです。
プライマーは、建築工事などで用いられる下塗り塗料のことで、主に接着を目的としたものです。
これを塗るか塗らないかで建材と塗膜の密着度が全く変わってくる、まさに塗装の下地となる塗装です。
シーラーと呼ばれることもありますが、厳密には若干目的が異なります。
薄く塗るタイプや厚く塗るタイプ、または水系や溶剤系など様々な種類がありますが、今回は屋根塗装ですので屋根用のプライマー塗料を使用します。
プライマー塗装が完全に乾燥したのを確認し、中塗り塗装を行います。
機能性塗料はまた違う場合もありますが、塗装は外壁であっても屋根であっても下塗り・中塗り・上塗りの3回が基本となります。
下塗りで下地を作り、中塗りで色を入れ、上塗りで色ムラを無くし綺麗に仕上げる、といったイメージです。
また、3回塗ることでようやく塗料の持つ本来の耐久性や耐水性を発揮するので、例に漏れず上塗り塗装を入れていきます。
これにて完工です。
屋根は常に雨風や紫外線などの外的要因の影響を受けています。
そのため、建物の中でも最も劣化が進みやすいのが屋根と言われています。
定期的に屋根塗装を行うことによって、屋根の耐久性や防水性を維持することが、建物全体を守るだけでなく建物自体の寿命を延ばすことに繋がります。
堺市をはじめ、大阪での屋根塗装は池本塗装にお任せください!
現場住所 | |
---|---|
施工内容 | |
施工箇所詳細 | |
施工期間 | |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | |
工事金額 |