八尾市にて屋根塗装〈築30年のモニエル瓦をメンテナンス塗装〉
2021年3月23日
Before

After

ご依頼のきっかけ・ご提案内容
大阪府八尾市にて屋根塗装を施工させて頂きました。築30年程のご住宅にてモニエル瓦のラバー工事をされた際に、屋根の塗装も劣化してきているため屋根塗装も含めて工事を行いたいとお問い合わせ頂きました。現地調査をさせて頂いたところ、既存の塗装は色褪せており、経年による剥がれや汚れの蓄積が見受けられます。こちらのご住宅の屋根材はモニエル瓦とよばれるセメントが使用された瓦屋根です。主な内容成分がセメントであるため、塗装しなければ瓦自体に防水性能はありません。この度は屋根塗装にて施工させて頂く運びとなりました。
施工前の様子
既に屋根修理業者さんにより、ラバー工事は完工済みです。瓦と瓦の重なる箇所に見える白い個所がラバー工事によるシーリングです。
余談ですが、この瓦止のシーリング、簡単そうに見えますし実際に作業自体は複雑ではありませんが、非常に注意が必要な作業となります。
雨漏りが起こらないようにと、つい瓦の隙間をすべて埋めてしまいたくなりますが、それは絶対にやってはいけない作業です。
瓦の隙間をすべて埋めてしまうと雨水が屋根を流れる水路が変わってしまい、逆に雨漏りを引き起こしやすくなってしまいます。
適切な箇所に適切な量だけシーリングをうつ、これが重要です。
瓦の下側の雨水が流れる隙間をしっかり残して、風で飛ばないようピンポイントで接着(シーリング)する、これが正しい瓦止のシーリングです。
外壁に行うシーリングなども同じことが言えます。
高圧洗浄
中には「今から塗装するのに洗う必要あるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、塗装を行うからこそ綺麗にします。
ゴミや汚れを綺麗に除去した状態で塗装をしないと、新たな塗膜の中にゴミや汚れが混ざってしまいます。
そうなると塗膜の剥がれや浮きの原因ともなり、耐久性を大きく損ねてしまいます。
塗装作業自体ももちろん大切ですが、同様に下処理となる高圧洗浄も重要な作業です。
このモニエル瓦はセメント瓦の一種ではありますが、瓦表面の処理が特殊なため通常のセメント瓦とは少し違っています。モニエル瓦の表面には着色スラリーと呼ばれるセメントの着色剤が塗られており、その上からアクリル樹脂系のクリアー塗料でコーティングされています。
着色スラリーが綺麗に取り除けていない状態で塗装を行うと、塗料の密着性が低下し、直ぐに塗料が剥がれる原因となります。丁寧に作業を進めていきます。
屋根塗装~下塗り~
屋根の下塗りを行います。使用する塗料は「水谷ペイントのスラリー強化プライマー」です。プライマーは、建築工事などで用いられる下塗り塗料のことで、主に接着を目的としたものです。
これを塗るか塗らないかで建材と塗膜の密着度が全く変わってくる、まさに塗装の下地となる塗装です。今回使用したスラリー強化プライマーは先ほど上述させて頂いた「スラリー層」を補強する、モニエル瓦専用の下塗り材です。つまり、通常の屋根と違い、モニエル瓦の塗装には劣化し脆くなったスラリー層を除去し、専用のスラリー強化プライマーでスラリー層を補強・強化するという工法が必要になります。
プライマー塗装が完全に乾燥したのを確認し、中塗り塗装を行います。
屋根塗装~中塗り~
機能性塗料はまた違う場合もありますが、塗装は外壁であっても屋根であっても下塗り・中塗り・上塗りの3回が基本となります。
下塗りで下地を作り、中塗りで色を入れ、上塗りで色ムラを無くし綺麗に仕上げる、といったイメージです。
また、3回塗ることでようやく塗料の持つ本来の耐久性や耐水性を発揮するので、例に漏れず上塗り塗装を入れていきます。
屋根塗装~上塗り~
色ムラを無くし、綺麗に整えていきます。上塗り塗料には「水谷ペイントの水系カスタムシリコン」を使用しています。
完工
これにて完工です。
屋根は常に雨風や紫外線などの外的要因の影響を受けています。
そのため、建物の中でも最も劣化が進みやすいのが屋根と言われています。
定期的に屋根塗装を行うことによって、屋根の耐久性や防水性を維持することが、建物全体を守るだけでなく建物自体の寿命を延ばすことに繋がります。
八尾市をはじめ、大阪での屋根塗装は池本塗装にお任せください!
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現場住所 | 大阪府八尾市 |
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施工内容 | 屋根塗装 |
施工箇所詳細 | 屋根 |
施工期間 | 約1週間 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | スラリー強化プライマー |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | 水系カスタムシリコン |
工事金額 |