八尾市にて屋根・外壁塗装
2021年10月20日
Bofore
After
先日より八尾市にて行っている屋根・外壁塗装の様子をお届けいたします。
まずは施工前の様子をご覧ください。
40年間、メンテナンスを何もおこなっていないということで、ご覧の通り外壁の黒ずみや汚れも目立ち、表面がボロボロに削れてしまっています。
このような状態の外壁は防水機能が著しく低下しているため、放っておくとお家の構造物、室内にまで雨水が染み込んでしまうという事態になりかねません。
まず、塗装前に高圧洗浄を行います。
屋根・外壁塗装工事では、塗装前の下準備としてこの高圧洗浄は非常に重要な作業です。
仮に高圧洗浄をしっかり行わずそのまま塗料を塗ってしまえば、壁面と新しい塗膜の間に汚れ・ゴミ・カビ・コケなどがそのまま残ってしまいます。
そうなると塗料と壁面の密着度が弱くなってしまい、その箇所から塗膜の浮きや剥がれが発生するリスクが高まります。
汚れの上から塗料を塗っても仕上がりに大差は生まれないかもしれませんが、塗膜の耐久性に大きく影響を及ぼすのです。
仕上がりにはわからないような作業だからこそ、この高圧洗浄をしっかり行うか雑に行うかが優良塗装業者と悪質な塗装業者の境目になるのです。
続いて、鉄部や付帯部各所にケレンをしていきます。
ケレンは仕上がりの美しさと美観の持ち、そして耐用年数を左右する工程です。
塗装面の汚れや錆をヤスリで落として平滑で清潔にし、塗料の密着率を上げます。
とても手間がかかる大変な作業ですが、ケレンを行うことで仕上がりの美しさが格段に上がり、耐用年数を持続させることもできます。
そのため、各所隅々まで丁寧に磨いていきます。
鉄部に錆止めを塗ります。
錆止め塗料には防錆効果のある顔料が使われており、金属の腐食を防ぐことができなです。錆止め塗料を塗る際のポイントは、錆が出てしまった後ではなく錆になる前に塗っておくこと。もちろん錆が出来てしまった後でも、先程のケレンをしっかりと行えば塗ることは可能です。
続いて、増築部のスレート屋根の下塗りとタスペーサーの施工です。
下塗りには、この後の仕上げ塗料の密着度を上げる塗料を使います。
タスペーサーとは、下の写真にある黒いもののことで、屋根塗装の際に屋根材の隙間を塗料がふさがないようにするための道具です。「縁切り」と呼ばれる塗装の工程で必要となる道具です。
縁切りは、屋根塗装の際に屋根材の隙間を作る工程のこと。一部の屋根材の内部は雨が入り込む性質があるため、水の出口がないと裏側に水がたまって結露が発生し、屋根裏を腐食させてしまうのです。最悪の場合は雨漏りの恐れも。それを防ぐため、屋根材の内部にある水を外に逃がす隙間が必要というわけです。
しかし、屋根塗装をすると水の逃げ道である隙間が塗料でふさがれてしまいます。そのため、屋根材の裏側に水がたまらないよう隙間を作る道具の1つがタスペーサーなのです。タスペーサーは、屋根材のコロニアル、カラーベストが使われている「ストレート屋根」のみに使用できます。
今回は、高圧洗浄から下塗り、タスペーサー挿入までの様子でした。
引き続き、作業の様子をお届けいたします。
現場住所 | |
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施工内容 | |
施工箇所詳細 | |
施工期間 | |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | |
工事金額 |