八尾市にて外壁塗装・屋根塗装・付帯部塗装
2020年7月5日
Before
After
ご依頼のきっかけ・ご提案内容
大阪府八尾市にて塗装工事を施工致しました。ご依頼頂いたのは築35年程の戸建て住宅にお住まいの方からです。外壁の劣化が酷く、外壁と軒天が剥がれてきているとご相談頂きました。現地調査をさせて頂いたところ、外壁には大きな剥離が見受けられます。玄関周りの天井部には大きな穴が空いており、いかに脆弱しているかが感じられます。外壁の状態から見て、屋根にも相当な劣化が進行しているはずです。お客様に状況説明を行い、屋根の点検も行わせて頂きました。瓦屋根の箇所は問題ありませんでしたが、一段下がった金属屋根にはかなりの錆が発生しており、経年劣化による腐食が見受けられます。全体的に経年劣化が進んでいるため、お客様には外壁と屋根だけでなく、付帯部も含めた塗装メンテナンスをご提案させて頂きました。
施工前の様子
こちらが施工前の様子です。鉄部は錆腐食が見受けられ、天井箇所には大きな剥離が見受けられます。このままの状態ではいつ雨漏りが起きてもおかしくありません。
▷外壁塗膜の剥がれ・膨れはなぜ起こる?原因と対処法を徹底解説
外壁にも大きく剥離している箇所が見受けられます。こちらも旧塗膜の防水性が失っており、雨水を吸収して膨れ上がったのが原因です。雨漏りは屋根からだけでなく、外壁からも引き起こされます。
ケレン作業・高圧洗浄
鉄部のケレン作業と高圧洗浄を行います。塗装工事におけるケレン作業・高圧洗浄は塗装の仕上がりに大きく関わる大切な工程です。下地の汚れを全て取り除いていきます。
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鉄部錆止め塗装
鉄部の錆止め塗装を行います。使用する塗料は「関西ペイントのスーパーザウルスEX」です。優れた防錆性をもっており、これにより錆の発生を抑止します。
外壁塗装〜下塗り〜
外壁の下塗りを行います。使用する塗料は「アステックペイントのホワイトフィラーAⅡ」です。下塗りに使用される塗料にはシーラーと呼ばれるものとフィラーと呼ばれるものに分かれています。
・主に使用されているシーラーは上塗り塗料と下地の密着力の向上をはじめ、吸い込みムラの防止、下地補強など、上塗り塗膜性能を十分に発揮するために使われる下塗り材です。
・一方、フィラーは主にモルタル外壁など凹凸した面を平滑にし、同時にヘアークラックの補修を行うなど、いわゆる下地調整材の役割があります。凸凹した下地を調整せずに上塗り塗料を使用すると、塗膜も同じようように凸凹した感じになってしまうからです。
外壁塗装〜中塗り〜
外壁の中塗り工程です。使用する塗料は「アステックペイントのシリコンREVO1000IR」です。一般的なシリコン塗料を凌駕した、耐候性、遮熱性を誇り、コストパフォーマンスに優れたシリコン樹脂塗料です。こちらで中塗りを行い、塗膜に厚みをつけていきます。しっかりと厚みをもたせることで、剥がれにくく、塗料本来の性能が発揮されるようになります。
外壁塗装〜上塗り〜
仕上げの塗装を行います。ムラをなくし、綺麗に整えていきます。
完工
付帯部も丁寧に刷毛を使用して塗装を行います。全ての箇所を塗り終え、これにて完工です。
お伝えしたいこと
塗装のメンテナンスはおおよそ10年毎が目安です。 ただし、お住まいの外壁材の種類や劣化の進行具合によっては、必要ありません。劣化症状があるからといって必ずしも今すぐに塗り替えなければいけないという訳ではありませんが、放置はおすすめしません。塗装の劣化だけでなく、下地まで劣化が進むことで雨漏りにまで発展します。塗装だけで済ませられるはずが、余分な工事が必要になり、工事費用と期間が大幅に膨らむ原因となります。池本塗装では塗装に関する工事は何でもご対応致します。外壁・屋根だけでなく、雨樋、庇、門扉など小工事からでも塗装のメンテナンスをご検討下さい。
大阪府八尾市にて塗装工事をご検討の際は、是非、池本塗装にご用命下さい!
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現場住所 | 大阪府八尾市 |
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施工内容 | 外壁塗装・付帯部塗装・ベランダ防水・外壁補修・屋根塗装 |
施工箇所詳細 | 外壁・雨戸・雨樋・屋根 |
施工期間 | 約2週間 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | ホワイトフィラーAⅡ |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | シリコンREVO1000IR |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | スーパーザウルスEX |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | マックスシールド1500si |
工事金額 |