大阪府八尾市にて外壁塗装・クラック補修〈築30年の戸建て住宅〉
2019年11月2日
Before
After
ご依頼のきっかけ
大阪府八尾市にて外壁塗装、クラック補修を行いました。
築30年以上のご住宅で、外壁の劣化が酷くクラック箇所からの雨漏りが心配とのことでお問い合わせ頂きました。現地調査をさせて頂いたところ、外壁はかなりの劣化が見受けられました。塗装の剥がれは勿論のこと、チョーキング現象やクラックが多数見受けられます。お客様が気にされていた、パイプが取り付けられているクラック箇所は、取り付け用の金具から線上にひびが伸びています。
モルタルの外壁は劣化によるクラックの発生率は高く、外壁素材のセメントが乾燥過程で水分の蒸発によって伸縮するため、小さなクラックの発生は避けられません。しかし、モルタル外壁のクラックはすべて雨漏りに直結するわけではありませんが、1mm以上の幅のものは浸水リスクがあるため修理工事が必要です。そのためには外壁の劣化の度合いを確認しておく事が大切です。セルフチェックのポイントとしては、外壁を手でさわったときに「チョーキング現象」と呼ばれる白い粉状のものがついたら要注意です。このチョーキングは塗膜表面の樹脂が劣化して防水効果が失われているサインとなります。
今回はコーキングの打ち替えと外壁の劣化が酷い箇所をセメント補修し、外壁塗装をご提案させて頂きました。
▷外壁のチョーキング(白亜化)現象はなぜ起こる?原因や補修費用は?
シーリング補修
既存のシーリングを一旦全て撤去させて頂き、まずは変性シリコンシーリングにて打ち替えを行います。以前に施工されいたシーリングが劣化もそうですが、補充のされ方が悪く、ボロボロの状態でした。綺麗に隙間を打ち替えていきます。
セメント補修・外壁下塗り
下地の劣化が特に酷い箇所にはセメントによる補修を行いました。素地を調整した後、外壁の下塗りを行います。
下塗り塗料にはアステックペイントの「ホワイトフィラーAⅡ」を使用しています。
外壁塗装〜中塗り〜
続けて中塗りを行います。また補修跡を少しでも目立たなくするため、各所パターン合わせをつけて仕上げていきます。上塗り塗料にはアステックペイントの「シリコンREVO1000IR」を選考致しました。
優れた耐候性と遮熱性を併せ持つシリコン樹脂塗料です。一般的なシリコン樹脂塗料と比べ耐久年数が長く高性能な塗料となっています。
▷シリコン塗料ってどんな塗料?特徴やメリットやデメリットについて解説!
外壁塗装〜上塗り〜
仕上げの上塗りを行い、これにて完工です。
中塗りでできたムラを無くし、パターン合わせを行い、補修跡を目立たなくさせました。
お伝えしたいこと
今回のような下地が非常に悪い状態で、通常通りの下地調整後に塗装を行っても綺麗な仕上げが出来ず、塗料が本来持つ効果は見込めません。塗膜の土台となる下地を整えることで初めて綺麗な仕上げを作れます。
例えお時間や工数が掛かっても、池本塗装はしっかりとした施工を心掛け、お客様の見えない工程もどこよりも丁寧に、耐久性が高く作り上げます。劣化がひどくて困っている、前回の塗装業者さんの工事が雑だった等々、お悩みの際は、是非、池本塗装にお気軽にご相談ください。
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現場住所 | 大阪府八尾市 |
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施工内容 | 外壁塗装・クラック補修 |
施工箇所詳細 | 外壁 |
施工期間 | 約1週間 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | ホワイトフィラーAⅡ |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | シリコンREVO1000IR |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | |
工事金額 |