大阪府八尾市にて外壁塗装〈モルタル外壁のメンテナンス〉
2019年4月18日
Before
After
ご依頼のきっかけ
大阪府八尾市にて外壁塗装・付帯部塗装・クラック補修を行いました。
築40年以上の瓦屋根のご住宅で、この度、漆喰のメンテナンスを行われたたため、外壁の塗装メンテナンスも併せて工事したいとお問い合わせ頂きました。現地調査をさせて頂いたところ、築年数の影響もあり、外壁にはクラックが見受けられました。外壁塗装は一度行っており今回が2回目のメンテナンスになります。付帯部、クラック補修を含めて外壁塗装をさせて頂く運びとなりました。
施工の様子
こちらがクラックしている箇所です。クラックとは建物の外壁・内壁、基礎部分などにできる亀裂やひび割れを指します。特に、モルタルやコンクリートの建築物に見られることが多いです。
クラックには主な2種類があります。
・ヘアークラック
ひび割れが0.3mm以下と比較的小さいもの。構造や安全性に影響は無いとされており、モルタルやコンクリートが乾燥・収縮する事によって発生します。ヘアークラックであれば下塗りに使用するフィラーで補修が可能です。
・構造クラック
クラックの幅が0.3mm以上、深さが5mm以上の大きなクラックは構造クラックの可能性が高いです。原因は様々ですが、施工の欠陥、乾燥、経年劣化、地震、地盤沈下等により引き起こされます。ヘアークラックとは違い構造クラックが危険と言われる理由は、発生原因が外壁表面ではなく、建物の構造自体に起きているケースが多いためです。
今回のご住宅では幸いにも、外壁面のひび割れで済んでいたためコーキングによる補修作業を行いました。
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クラック補修
クラック箇所をコーキング剤で補修します。使用するのはアステックペイントの「アステックシール2000」です。
高圧洗浄
付帯部の鉄部ケレン作業を行い、外壁部の高圧洗浄を行います。鉄部の錆や汚れ、経年による外壁の汚れや苔などを取り除きます。ケレン作業と高圧洗浄は共に、塗装工事を行う上での大事な工程になります。
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外壁塗装〜下塗り〜
下塗りにはこれから行う中塗り・上塗りの下地を調整する役割があります。こちらのモルタル外壁の下塗りにはアステックペイントの「ホワイトフィラーAⅡ」を使用致しました。
フィラーとはモルタル外壁など外壁材にヘアクラックがある場合や、下地面に凸凹がある際に、平滑にならす目的で使用する塗料です。シーラーと違い塗料を厚く塗るのが特徴です。
外壁塗装〜中塗り〜
続けて、中塗り・上塗り塗装を行います。上塗り塗料にはアステックペイントの「シリコンREVO1000IR」を選考致しました。遮熱性と汚染性能に加えて耐用年数15年程を誇り、一般的なシリコン樹脂の性能を上回る高性能のシリコン樹脂塗料です。
外壁塗装〜上塗り〜
仕上げ塗装の上塗りを行います。中塗りで残った塗装のムラや気泡を無くし、色斑を消したり色ツヤをだしたり、美観をしっかり整えていきます。外壁塗装はこれにて完了です。
完工
付帯部も同じく、下塗り(錆止め塗料)「スーパーザウルスEX」→上塗り「マックスシールド1500si」で塗装致しました。これにて完工です。
お伝えしたいこと
今回の工事により外壁のクラックは補修され、外壁塗装を新調したことで耐久性が向上し、耐候性・遮熱性を得られました。瓦屋根の漆喰メンテナンスからのご依頼でしたが、漆喰と同じく外壁塗装も定期的なメンテナンスが必要です。経年による劣化は防ぎようがありません。お家を長持ちさせることは定期的なメンテナンスを行うことが一番大切です。大掛かりな工事なればそれだけ費用も時間も掛かってきます。外壁塗装は決して安い買物ではありませんが、長く安心して暮らして頂くには大切な工事です。
池本塗装ではお客様の今後のライフスタイルに寄り添って、塗料の選定から工事内容をご提案させて頂いています。
大阪府八尾市にて外壁塗装をご検討の際は、是非、池本塗装にお任せ下さい。
(関連記事)
現場住所 | 大阪府八尾市 |
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施工内容 | 外壁塗装・クラック補修 |
施工箇所詳細 | 外壁・雨戸・庇・雨樋 |
施工期間 | 1週間 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | ホワイトフィラーAⅡ |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | シリコンREVO1000IR |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | |
工事金額 |