大阪府八尾市にて外壁塗装工事・付帯部塗装
2020年7月30日
Before

After

ご依頼のきっかけ・ご提案内容
大阪府八尾市にて、築25年ほどの戸建て住宅にお住まいのお客様より、「鉄部に錆が目立ってきたので、そろそろ塗装のメンテナンスを検討したい」とのご相談をいただきました。
現地調査を行ったところ、外壁にはチョーキングや経年による汚れが見受けられ、鉄部にはお問い合わせ時にお伺いしていた通り錆が発生していました。お住まい全体としてメンテナンスの時期に差し掛かっていたため、外壁と付帯部(庇・雨戸・手摺)を含めた塗装工事をご提案させていただきました。
施工中の様子
ケレン作業
各所鉄部のケレン作業を行います。ヤスリを使用して錆や汚れを落としていきます。下地を綺麗にするだけでなく、鉄部には「目粗し」と呼ばれる表面に細かい傷をつけ粗い状態する目的があります。表面がざらざらすることで塗装の密着性が上がり、塗料が剥がれにくくなる効果があります。
高圧洗浄を行います。こちらも外壁などに付着した汚れや旧塗膜を取り除き、下地の調整を行います。
付帯部〜錆止め塗装〜
鉄部には下塗りに錆止め塗料を使用します。錆止め塗料とは金属の腐食を防ぐ効果のある塗料を指し、 金属の表面に塗膜を形成し、錆の原因である水や酵素を遮断・除去することで錆や腐食を防ぎます。使用する塗料は「関西ペイントのスーパーザウルスEX」です。
外壁塗装〜下塗り〜
続けて、外壁の下塗りを行います。こちらのご住宅は、お隣との外壁の距離が非常に短く狭いため、塗料を小さなバケツに入れ、隙間に入り込みます。少しづつ丁寧に手間をかけて塗装を行いました。外壁の下塗りには「アステックペイントのホワイトフィラーAⅡ」を使用致しました。
外壁塗装〜中塗り〜
続けて中塗りの工程です。塗装工事における中塗りには塗装面に厚みをもたせる役割があります。塗料を塗ることで固まって膜状に形成されるのが塗膜です。塗膜には建物を保護し、雨風や紫外線によるダメージから守る役割があります。適切な厚みと均一に塗ることが塗装工事におけるもっとも大事なポイントです。
外壁塗装〜上塗り〜
外壁の仕上げ塗りを行います。中塗りで出来たムラを無くし、均一に整えていきます。天井が低い箇所は体勢が崩れ塗装の難易度も上がります。細かなところも丁寧に作業を行います。上塗りに使用する塗料は「アステックペイントのシリコンREVO1000IR」です。
付帯部塗装〜上塗り〜
鉄部の上塗りを行います。使用する塗料はマックスシールド1500Siです。庇は外壁との角、隅部分、塗装職人に界隈ではチリ際とも呼ばれます。このチリ際を綺麗な直線で舐めていきます。まったくの余談ですが、このチリ際を真っ直ぐに引くのには職人のスキルの差が生まれます。弊社の代表「池本」は数々の賞を頂いておりますが、この直線にラインを引く技術も受賞した技術のひとつです。目に見えて分かる箇所ではありませんが、こだわりをもって塗装させて頂いております。
完工
付帯部の塗装が終わり、これにて完工です。庇も綺麗に塗れております。
担当者のコメント
今回のご相談は、鉄部の錆が気になるという内容でしたが、実際に現地で調査を行ったところ、外壁全体にも塗膜の劣化が進んでおり、放置すれば今後さらに傷みが進行する状態でした。
鉄部については、ケレン作業を丁寧に行い、下地処理をしっかり行ったうえで防錆性の高い塗料を使用しています。また、隣家との距離が非常に近く、狭小スペースでの作業となりましたが、バケツの使い分けや体勢に工夫を凝らし、手作業で細かい部分まで丁寧に塗装を施しました。
付帯部では、庇や手摺など視界に入りやすい箇所こそ、仕上がりの精度が問われます。チリ際のライン取りなど、目に見えにくい部分にも職人のこだわりを持って施工しました。
塗装は見た目の美しさだけでなく、建物を長く守るための大切なメンテナンスです。今後も快適に安心してお住まいいただけるよう、しっかりと施工させていただきました。
大阪での塗装工事は池本塗装にお任せください!
現場住所 | 大阪府八尾市 |
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施工内容 | 外壁塗装・付帯部塗装 |
施工箇所詳細 | 外壁・庇・雨戸・手摺 |
施工期間 | 約1週間 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | ホワイトフィラーAⅡ |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | シリコンREVO1000IR |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | |
工事金額 |