大阪府八尾市にて「シャネツトップワンSi」を使用した屋根塗装
2019年10月4日
Before

After

ご依頼のきっかけ
大阪府八尾市にて、金属屋根の塗装工事をご依頼いただきました。
築25年ほどが経過したご住宅で、「屋根の色あせやサビが気になってきた」とのお問い合わせをいただきました。以前に外壁塗装は行われており、外壁の状態は良好でしたが、屋根には塗膜の剥がれやサビが確認でき、経年劣化が進んでいる状況でした。
お客様より「工事期間と費用はなるべく抑えたい」とのご要望をいただき、今回はアステックペイントの「シャネツトップワンSi」をご提案いたしました。
この塗料は、金属屋根に求められる“防錆力・付着力”と、“耐候性・遮熱性”をあわせ持つ機能性塗料です。下塗りと上塗りの性能を兼ね備えているため、一般的な3回塗り(下塗り・中塗り・上塗り)ではなく、上塗り2回での施工が可能となり、工期の短縮とコスト削減にもつながりました。
ケレン作業
まずはケレン作業に取り掛かります。雨戸やシャッターなどと同じく金属屋根はケレン作業が必要です。
塗料は、構造物や建築物を錆や汚れなどを防ぎ保護するために施されます。その効果を最大限に発揮するためには、塗膜が被塗面にしっかり密着している必要があります。錆や汚れの上からいくら高性能な塗料を塗っても効果が半減されてしまいます。
それだけでなく、ケレン作業にはあえて被塗面に細かな傷をつけることで凹凸ができ、塗料の付着をよくする効果があります。
屋根塗装〜上塗り1回目〜
塗装は本来下塗り・中塗り・上塗りの三工程で行いますが、「シャネツトップワンSi」であれば、下塗りと上塗りの性能が同時に発揮されるため、下塗りの工程が入らず上塗り2回の工程で行えます。「2回塗りでは、3回塗りと比べて耐久性などが低下するのでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんがご安心下さい。メーカーからも2回塗りでの耐久力が保証されており、それに伴った塗布量に定められております。
正しい知識と経験を持ち合わせているからこそ、自信を持って選考させて頂いています。
一回目の上塗り塗装を行います。塗料の性能により、錆止め効果である「防錆力」と「付着力」など下塗材に求められる機能をまとめて行えます。
屋根の形状が波打っているためローラーのサイズを変えながら、ムラなく塗れるベストなローラーを見極めます。
▷外壁塗装は3回塗りが基本、下塗り、中塗り、上塗りの違いとその役割について
屋根塗装〜上塗り2回目〜
続けて2回目の上塗りです。色ムラを無くし塗料の厚みを調整します。
完工
これにて完工です。色ムラもなく艶があり、綺麗に仕上がりました。
担当者のコメント
このたびは池本塗装にご依頼いただき、誠にありがとうございました。
金属屋根にとって「サビ」は最大の劣化要因です。表面の塗膜が剥がれ、金属部分が露出すると、そこからサビが発生しやすくなり、進行すると穴あきや雨漏りにつながるリスクもあります。
今回の施工では、まず丁寧にケレン作業(下地調整)を行い、古い塗膜やサビをしっかり除去したうえで、「シャネツトップワンSi」を使用して2回塗りで仕上げました。この塗料は、下塗りの役割も果たすため、工程を省きながらも高い耐久性と遮熱性を実現できます。
屋根は普段目に入りにくい場所ですが、紫外線や風雨の影響を最も受けやすく、定期的なメンテナンスが必要です。今回の工事により、美観の向上だけでなく、防錆性・遮熱性などの性能面でも安心してお住まいいただける状態になったかと思います。
塗膜の色あせやサビの発生は、屋根の劣化サインです。大阪で屋根塗装をご検討の際は、ぜひ池本塗装にご相談ください。お客様のご要望に応じた最適なプランをご提案いたします。
現場住所 | 大阪府八尾市 |
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施工内容 | 屋根塗装 |
施工箇所詳細 | 屋根 |
施工期間 | 約5日 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | シャネツトップワンSi |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | シャネツトップワンSi |
工事金額 |