八尾市の塗装職人、池本塗装が教える知っておきたい屋根修理の豆知識

知っておきたい塗装の豆知識

タイルの外壁は塗装が必要?メンテナンス方法について解説

タイルを使用した外壁は高級感があり住宅の格調を高めるだけでなく、耐久性が高く長期間に渡ってメンテナンスの必要がありません。しかし、必ずしも「メンテナンスフリー」という訳ではなく、適切な期間で手入れが必要です。

本記事ではタイル外壁の特徴とメリット、メンテナンス方法について解説します。外装のリフォームを検討されている方だけでなく、新築の住宅にタイル外壁を採用しようか迷っている方にも参考となる情報ですので、ぜひ最後までお読みください。

外壁に使用されるタイルの種類

建物の外壁に使用されるタイルですが、その材質と施工方法によっていくつかの種類があります。代表的なものをご紹介します。

湿式タイル

ビルやマンションの外壁によく見られるのが「湿式タイル」です。コンクリートやALC板の基材に、現場でモルタルや接着剤による湿式工法によって磁器質タイルを貼り付けていきます。タイルには吸水性がほとんど無いため、長期間の風雨に耐える高い耐久性があります。

乾式タイル

・プレセットタイル

湿式タイルは現場での施工であるため、工期が多く掛かり天候にも施工が左右されます。その弱点を補うのが「プレセットタイル」で、窯業系サイディングの基材に工場でタイルを貼り付けたパネルを現地で外壁として取り付ける工法です。

・引っ掛けタイル

同様の合理化工法として「引っ掛けタイル」があります。これは、現地で施工した凸部付の窯業系サイディング基材に裏面に凹部加工をしたタイルを引っ掛けて施工していく工法になります。

これらの工法は現場でモルタルの練り水を使用しない「乾式工法」で施工されるため、「乾式タイル」と総称されます。

タイル風サイディング

「タイル風サイディング」と呼ばれる製品もあり、これはタイル調のデザインを施した窯業系サイディングです。近年は窯業系サイディングの製造技術が飛躍的に高まっており、本物のタイルと見分けが付かないものもあります。

表面はあくまで塗装による仕上げになりますので、一般的な窯業系サイディングと同様の塗り替えサイクルでメンテナンスをしていくことになりますのでご注意ください。

タイル外壁のメリット

タイル外壁は長期間にわたり美観を維持できるだけでなく、塗装外壁よりもメンテナンス頻度を少なくできます。ここでは、タイル外壁のメリットについて説明します。

耐用年数が長い

外壁の種類別の一般的な耐用年数をまとめてみました。塗装系の仕上げと比較してタイル外壁がもっとも耐久性があり、メンテナンスの頻度を少なくできます。上手にメンテナンスをしていけば、住宅の寿命と同じくらい長持ちすることでしょう。

外壁仕上 耐用年数 メンテナンス方法
モルタル吹付け 10~15年 塗装・コーキング打ち替え
窯業系サイディング 10~20年
金属系サイディング 15~30年
タイル外壁 40年以上 撥水材塗布・伸縮目地打ち替え

メンテナンスが容易

タイル自体は吸水性が低く劣化しにくい材質であるため、メンテナンスが容易でその頻度も少なくて済みます。メンテナンスが発生したとしても、セメント目地が脱落した箇所の修復や、収縮目地に使用しているコーキングの打ち替え程度で済むため、塗装系の仕上げよりもはるかにメンテナンス費用が抑えられるでしょう。

高い防水性

モルタル外壁や窯業系サイディングに使用されているセメント質の基材は吸水率が30%程度ありますが、それに対してタイルの吸水率は10%以下です。磁器質タイルに至っては1%以下のものもあり、ほとんど水分を通しません。

そのため、吸水と乾燥の繰り返しによる膨張収縮が無く、長期間に渡って安定した形質を維持することが可能です。冬季の凍結により基材が膨張して外壁を傷める「凍害」が発生しにくいため、北海道や北日本などの寒冷地での使用もおすすめです。

表面にキズが付きにくい

タイルは高温で焼成した焼き物ですので、表面硬度が非常に高くなります。そのため砂ぼこりなどの外的要因によって表面にキズがつくことがほとんど無いのも、高い耐久性の要因です。

高級感のある外観になる

タイル外壁は経年劣化がしづらく、長期間にわたり美観を維持します。工業製品特有の無機的な外観で無く、焼き物ならではの有機的な風合いのある外観になります。

住宅の玄関回りなど部分的に使用するのもおすすめです。雨のときの水はね対策になるだけでなく、外観にアクセントを与えて高級感を演出します。

タイル外壁のメンテナンス方法

高圧洗浄の様子

高い耐久性を誇るタイル外壁ですが、必ずしもメンテナンスフリーではありません。タイル外壁を長持ちさせるためのメンテナンスのポイントと工法について解説します。

表面の洗浄

外壁タイルは表面に汚れが付きにくい性質がありますが、立地条件や日当たりによっては土ぼこりなどの汚れが付着したり、コケや藻類が発生する事があります。これらの汚れ等は高圧洗浄によって洗い流すことができます。

定期的な洗浄はタイル自体の寿命を延ばすだけでなく、剥がれや割れ、目地の脱落などの劣化事象を早期に発見することにもつながります。塗装業者などの専門工事業者に定期的に洗浄を依頼し、併せて点検をしてもらうとよいでしょう。

目地修理

タイル自体に吸水性はほとんどありませんが、タイル間の目地が脱落するとその隙間から下地材が吸水してしまい、タイルの裏側に回ってしまうことがあります。室内への漏水の原因となるだけでなく、タイル自体の接着を弱めて剥離してしまう危険もあります。

そのため、定期的にタイル目地の劣化状況を観察して適切なタイミングで補修を行うべきでしょう。防水性の接着剤を使用して目地無しで貼り付ける工法や、先述の引っ掛けタイル工法は目地が無いため、その点ではメンテナンスに有利になります。

エフロ対策

「白華現象(エフロレッセンス)」は業者間では「エフロ」と呼ばれ、タイルの接着や目地に使用するセメントから溶け出したカルシウム系の物質が表面に染み出して外壁面に垂れ、白く汚れてしまう現象です。施工初期に発生しやすく、通常は数年で見られなくなります。セメントはアルカリ成分であるため、酸系の洗剤で落とすこともできます。

築年数が経過したタイル外壁でエフロが発生する場合は、タイルのひび割れや他の原因で裏側に水が回っていることが考えられます。放置すると被害が拡大する恐れがありますので、早期に専門業者に点検してもらいましょう。

参考事例▷大阪府八尾市にて鉄骨階段の塗装工事

撥水材・防水材の塗布

透明な撥水材を塗布することで、タイルと目地材を合わせてコーティング塗装をするメンテナンスも効果的です。撥水剤はタイル表面の微細な凹凸と目地材に浸透し、強固な塗膜をつくります。

エフロ対策として有効ですが、それだけではなく表面が濡れ色になることでタイル本来の意匠性も取り戻せるため、経年で白っぽくなってきたタイル外壁にもおすすめです。

撥水材よりもより耐候性が高まるのが防水材の塗装です。アクリルシリコン等のクリア塗装で、タイルそのものの防水性に加えて塗装の膜により、微細なひび割れがあってもカバーできる耐候性が得られるでしょう。

アンカーピン+塗装

外壁タイルの劣化が進むと、タイルの一部が剥がれ落ちたりヒビが入ることがあります。特に高所に使用されている場合は落下して通行人に危害を与える可能性がありますので、早めの対策が必要です。

その場合は「アンカーピン」と呼ばれる釘のようなものでタイルを下地材に物理的に固定させた上で、「カチオンフィラー」下塗り材で固めてしまう工法があります。カチオンフィラーの上には塗装や化粧シートの貼り付けができますので、タイル外壁の見た目を変更するかたちになります。

外壁塗装の際にはクリア塗装がおすすめ

リフォームで外壁塗装を検討される際には、タイル面にもクリア塗装をすることをおすすめします。タイルは耐久性があるため塗装は必要無いという意見もありますが、先述のようにクリア塗装を施すことで美観を保ち、目地の劣化やエフロの発生も予防できます。

外壁塗装と同時に行えば、同じ職人が工程の中で一度に施工できるため仮設費や諸経費もお得になるでしょう。

まとめ

ここまで解説してきたように、タイル自体は非常に耐久性の高い外壁材料ですが、メンテナンスフリーで永久に使用できるわけではありません。目地の劣化を修復し、割れや剥がれが発生していないか注意を払う必要があります。

その点、塗装業者であれば高圧洗浄でタイルを清掃しつつ、劣化事象を正確に見極めることができます。経年劣化が進んだタイル外壁を撥水材の塗布によって美観を回復させてさらに長持ちさせることも可能です。

池本塗装は地域密着型の塗装工事専門店です。豊富な知識と経験でお客様のお悩みに的確なアドバイスをさせていただき、施工後のアフターフォロー体制も万全です。タイル外壁でも点検および見積は無料ですので、外装について気になる点がある方は、ぜひお気軽にお声掛けください。

この記事は私が監修しました

池本塗装代表:池本 竜也

池本塗装代表:池本 竜也

塗装職人歴15年、1級塗装技能士・2級施工管理技士取得。一級技能検定にて優秀賞受賞、塗装技能大会にて大阪府知事賞、大阪代表の塗装職人として全国大会出場など。安心した塗装をご提供できるように日々技術を磨いています。

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