八尾市の塗装職人、池本塗装が教える知っておきたい屋根修理の豆知識

知っておきたい塗装の豆知識

サビ止め塗料とは?必要性から池本塗装のおススメ塗料をご紹介

 

今回の記事では、外壁塗装工事で使用されるサビ止め塗料についてご紹介します。

サビ止め塗料の種類や用途、なぜサビ止めが塗装に必要なのかを理解して頂ける内容となっていますので、外壁塗装工事を検討されている方は必見です。

また、住宅の付帯設備を補修する付帯部塗装でもサビ止め塗料はよく使われますので、こちらも理解しておくことで、外壁塗装工事で無駄にコストがかかるといった自体も回避できると思われます。

結論を先に申し上げますと、建物を保護する役割を持つ塗装に重大な欠陥をもたらすのが「錆(サビ)」。

そして、このサビの発生を抑制するための塗料がサビ止め塗料となりますので、何層か塗る塗料の中でも、極めて重要な役割を果たす塗料であるということを理解する必要があります。

ちょっとしたDIYで、塗装を自分でやってみようと考えている方も必ず理解しておいた方がいい内容ですので、ホームセンターに向かう前に是非ご覧ください。

下塗り(サビ止め塗料)とは?

外壁塗装では、塗料を2〜3層に塗り重ねて塗膜を形成しますが、高速道路などの主に鉄筋で作られている構造物は橋梁塗装という塗装工事で、5〜8層の塗料を塗り重ねる重防食塗装を施工して、必要な強度の塗膜を形成します。

形成した塗膜の中で必ず必要になるのが、下塗り(サビ止め塗料)と呼ばれるサビ止めの効果を強く含んだ塗料です。

このサビ止め塗料は金属の腐食を防止する為にかかせない塗料であり、腐食の原因となる錆を発生させる水や酵素を遮断する効果があります。

各層の塗料の成分は主に、顔料・樹脂・溶剤で構成されていますが、サビ止め塗料は防錆効果のある顔料を使用することで、サビ止め効果を塗料に付与させています。

安全性の向上

かつてのサビ止め塗料の色は、赤茶色系の色のモノがほとんどでした。その理由は当時主流であった鉛系のサビ止め塗料の原料となる鉛丹、亜酸化鉛、塩基性クロム酸鉛が赤い色をしていたためです。

サビ止め塗料としての性能は非常に優れていたのですが、劣化が進み塗り替え工事を施工する時点で問題が発生しました。下地調整でケレン作業を行う際に、旧塗膜に含まれていた鉛やクロムが粉塵として作業者の体内に入ると、人体に様々な悪影響を及ぼすことが発見されてきたからです。

現在では、鉛、クロムフリーの塗料が開発されており、人体や環境に対しての安全性は格段に向上しました。それに伴い下塗り塗料のカラーも豊富になり、赤茶系、ブルーやホワイトといった色も増えてきています。しかし、塗料の色には、反射や遮熱といった色味の効果に加え塗り重ねる塗料との相性なども考慮して選定されますので、実際は赤茶色やグレーなどが多く使われカラフルな下塗りが使われることは稀です。

下地処理

外壁塗装工事では、塗装の工程の前に下地処理(下地調整)と言われる工程があります。

簡単に説明すれば塗装をするための準備という表現で片付けられるのですが、実際は塗装よりも大切な工程といえるほど、施工する職人の知識とスキルが必要な作業が多くあります。

中でも今回の記事で取り上げられている、サビの除去や防錆能力は、健全な塗膜形成には必須の内容となりますので、しっかり理解しておく必要があります。

▷「下地補修」って何をするの?塗装工事における下地補修の重要性について

サビの除去

塗装する塗布面にサビの発生が確認されたら、この下地処理の工程のケレン作業で確実に除去する必要があります。サビは進行性のある腐食因子であり、除去が不十分であると、塗り重ねた塗膜内で下地や構造物自体の腐食が進みます。

サビの除去が不十分なまま塗装を行えば、サビの腐食の進行に気付くのが遅くなってしまい、症状が出た頃には鋼材がボロボロになってしまっていたというケースもあります。

外壁塗装工事でサビやカビ・苔が目で確認できる状態で、下地調整の費用が安かったり、かかる時間が短い場合などは、下地調整が不十分な可能性がありますので注意が必要です。

▷外壁塗装における重要ポイント「ケレン作業」とは?

塗膜の保護

外壁の塗装は雨や風、カビや苔といった外部からの腐食因子から、建物を守ってくれるバリアの役割がありますが、同時に内部からの腐食因子による劣化も考慮しなければいけません。

その大きな原因になるのが「サビ」であり、下地処理で発生したサビを除去しておかないと、サビが残存している箇所に塗装した塗膜は、密着が悪く剥がれ落ちたり、サビによって腐食・劣化した下地ごと、剥がれ落ちてしまうこともあります。

そうなれば塗膜のバリアに穴が開いた状態になり、そこから塗膜全体に腐食因子が及ぶことで、耐久性が急速に失われてしまう結果に繋がります。

付帯部塗装

外壁塗装工事における付帯部とは雨樋・幕板・雨戸・塗袋・笠木などの外壁以外の部分を指します。外壁と一緒に付帯部を塗装することが一般的ですが、それぞれの付帯部の劣化具合で塗装が必要かどうかを判断するので、付帯部塗装を行わないケースもあります。

塗装工事の依頼者からは見た目が悪く感じるから必要なければ付帯部は塗装しないで欲しいと言われる場合もありますが、付帯部もいつかは劣化してしまいます。その時に付帯部だけ塗装するというのは現実的ではありません。

付帯部だけの塗装をする場合でも足場の仮設は必要になってくるので、外壁塗装に比べて塗装面積は何十分の一しかないのに対して、足場の費用が同じ料金かかってくるのは勿体ないということで、実際の外壁塗装工事の際は、外壁と一緒に付帯部の塗装も施工されることが一般的です。

付帯部の劣化や損傷は部分的なモノが多いので、その時は傷んでいる部分のみ入念に素地調整した後に、下塗りでサビ止めをタッチアップ塗装してから、上塗りを塗装することがあります。

サビ止め塗料の種類

サビ止め塗料は油性系とエポキシ樹脂系の二つに大別でき、油性系にはJIS規格で定められた油性系(1種)・合成樹脂系(2種)があります。

油性系(1種)

膜厚が厚く防錆力に優れていますが、乾燥に時間がかかり作業効率が悪く、夏場で3~4時間、冬場では6~8時間を要することから人件費も高くなるデメリットがあるので、現在ではほとんど使用されることがなくなりました。

合成樹脂系(2種)

紫外線に強く、速乾性があるというメリットがあり、油性系に比べると防錆力は劣りますが、密着性・防食性・耐久性のバランスに優れた塗料です。

エポキシ樹脂系

エポキシ樹脂系サビ止め塗料は、顔料に防錆能力がある成分が含まれた塗料であり、密着性・防食性・耐久性のバランスも良く、防錆効果も非常に優れています。

また、エポキシ樹脂は下地の内部に浸透していき、脆弱な下地を補強する効果もありますので、現在ではサビ止め塗料の主流になっています。

おススメの塗料を紹介

池本塗装では、外壁塗装工事を施工する際に様々な塗料を適切に選定し塗装工事を施工します。その中でも、特におススメしている下塗塗料を2つご紹介します。

1:エスケーエポサビa(エスケー化研)

一液特殊変性エポキシ樹脂と、特殊防錆顔料の相乗効果により優れた防錆力を発揮します。その性能は、二液型のエポキシ樹脂サビ止め塗料に匹敵する防錆力を備えているうえに、一液型であるため、二液型に比べて主剤・硬化剤の計量や調合が必要なく撹拌できるため、作業効率にも優れています。

また、塗料用シンナーで希釈できる弱溶剤で構成されている塗料であり、鉛・クロムフリーで人体や環境への安全性も高く、各種金属下地や旧塗膜に対して優れた密着性を示します。23℃以上の気温では3時間で上塗りを塗り重ねることができる速乾性があり、工期の短縮も期待できるメリットがあります。

一般名称 一液弱溶剤型変性エポキシ樹脂新型サビ止め塗料
主要構成成分 エポキシ樹脂
希釈材 塗料用シンナーA
適用下地 鉄・ステンレス・アルミニウム・鉄部各種の旧塗膜
標準塗坪 100~123㎡/16㎏缶
設計価格 950円/㎡
塗装方法 吹付・ローラー・刷毛

2:ハイポン20ファイン(日本ペイント)

ハイポン

二液混合型の変性エポキシ樹脂塗料で、高速道路や電車の線路などの橋梁塗装工事で施工される重防食塗装で広く用いられています。下地調整を適切に施工した後に、ハイポン20ファインを塗装すれば、極めて高い防食性能と密着性を発揮します。

一液型の塗料に比べると、主剤・硬化剤・希釈材の調合や撹拌には時間を要するうえに、作業中の臭気も強く出る場合があります。

塗料は鉛・クロムフリーで人体や環境への安全性も高く、23℃以上の気温では16時間以上経過後に、上塗りを塗り重ねることが可能です。

一般名称 弱溶剤型変性エポキシ樹脂下塗塗料
主要構成成分 エポキシ樹脂
希釈材 塗料用シンナーA、塗料用シンナーSA
適用下地 鉄・溶融亜鉛メッキ・クロメート処理亜鉛メッキ
標準塗坪 50~100㎡/20㎏缶
設計価格 890~1780円/㎡
塗装方法 吹付・ローラー・刷毛

サビ止め塗料の必要性まとめ

今回の記事の内容をもう一度整理しますと、まず住宅や構造物の塗装工事で形成された、下地のバリアの役割を持つ塗膜の大きな劣化原因となる「サビ」を除去することが非常に大切であるということ。

サビは進行する腐食であって、放っておいて消えることはないので、塗装を施工する前に発見した場合は、下地調整の工程で入念に除去するという点。

そして、塗装の下塗り段階でサビ止め塗料を確実に形成することで、長期間の間外部から下地を守りサビの発生を抑制できるという点。

この2つの点をきっちり施工することが大切だという内容でした。

現在使用されるサビ止め塗料はエポキシ樹脂系の塗料が主流で、外壁塗装工事で使われる際も人体・環境に優しい鉛・クロムフリーの塗料が使われているということも、分かって頂けたかと思います。

外壁のみではなく付帯部の塗装をまとめてやってしまう方がコストパフォーマンスが良く、付帯部の塗装でも、サビ止め塗料が活躍するといった内容でしたね。

また池本塗装では、外壁塗装に関しての様々な疑問・情報についての記事を多数公開しております。

外壁塗装工事に関する些細な疑問でも結構ですので、お気軽にご連絡ください。

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この記事は私が監修しました

池本塗装代表:池本 竜也

池本塗装代表:池本 竜也

塗装職人歴15年、1級塗装技能士・2級施工管理技士取得。一級技能検定にて優秀賞受賞、塗装技能大会にて大阪府知事賞、大阪代表の塗装職人として全国大会出場など。安心した塗装をご提供できるように日々技術を磨いています。

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