外壁塗装の色の選び方について解説!失敗しないためのポイント!
外壁塗装には建物を長持ちさせる効果が期待できるのですが、その他にも「見た目」「汚れが目立たない」といった意味もあるため「色の選び方」も重要となります。
そこでここでは外壁塗装の色の選び方について紹介していきたいと思います。
外壁塗装で人気の色とその意味合いは
外壁塗装にはさまざまな色合いがあるのですが、その中でも人気のものがあります。
また、外壁塗装をする際にはそれぞれの色の意味合いを考えて行うのも良いでしょう。
ここでは近年人気となっている色とその色が持つ意味合いを紹介していきます。
ベージュ、クリーム、イエロー
ベージュや薄いイエローなどの色合いはどういった建物にも合いやすく、和風の家、洋風の家のどちらにも多く使われています。
また、落ち着きを与えてくれるだけでなく、汚れが目立ちにくいという実用的な意味合いもあります。
他の色にも合わせやすいのでツートンカラーとしても利用されることが多くなっています。
さらに風水としてもイエローは金運、人気運を向上させる効果が期待できるということが期待されています。
白、ホワイト
白は洋風の家にも木目調の家にも合いやすい色となっています。
白は明るく、清潔感があるため使いやすいということもあります。
単純に白といってもかなりバリエーションがあり、それらの中から選ぶことができるというのもメリットと言えます。
また、こうした白は「光」「明るさ」「潔白」を象徴するものとなっており、仕事の充実などを期待させるものとなっています。
茶、ブラウン
日本の風土として安定して人気なの茶色、ブラウンです。
おしゃれな色合いとしても使いやすく、とにかく落ち着いた雰囲気を出すことができますし、明るめのブラウンを使えば優しい雰囲気となります。
ブラウンは「安定」「信頼」「堅実」を意味する色合いでもあるため、この色を使うことで、家庭の安定などが期待することができます。
グレー
グレーはシンプルでシック、モダン、おしゃれな雰囲気にさせてくれる色合いです。
こちらも濃いグレーを使えば威厳、重厚感、高級感を出すことができます。
薄いグレーを使えば優しい色合いになり、心を落ち着かせてくれるものとなります。
グレーは周囲の色とも合わせやすいので近隣の雰囲気を考えて選ぶとしても使いやすいものとなります。
黒、ブラック
黒は非常に洗練されたおしゃれを醸し出すことができる色合いです。
圧倒的な存在感を出すことができる色でもあるのですが、あまりにも濃い黒だと周囲と合わせにくいだけでなく、色褪せも目立ちやすくなります。
そういった場合は薄めの黒を選ぶと良いでしょう。
ただ風水としては黒は「秘密」「孤独」を指すものとなりますので、全面を黒一色で塗るのは避けた方が良いかもしれません。
白などの他の色とツートンカラーにするのもおすすめです。
青、ブルー
青系統の色を外壁に使うことで、「爽やかさ」「冷静さ」「知性」などを表現することができます。
心が落ち着きやすい色でもあるので、周囲にリラックスを与えることができるでしょう。
緑、グリーン
こちらは自然が多い地域でブラウンと並んで人気となっている色です。
周囲の緑と合わせやすい色でもあり、風水では「発展」を意味する色となっているという特徴があります。
外壁塗装の色選びでよくある失敗は
外壁塗装の色選びでは「失敗した」という話も多くなっています。
では実際にどういった失敗が多いのでしょうか。
ここでは色選びで多い失敗例を紹介していきます。
実際に塗ってみるとイメージと違う
もっとも多い失敗がこの「実際に塗ってみるとイメージと違う」というものです。
カタログで色を選んだり、容器に入っている状態のものを見て選んだはずなのに、その塗料を外壁に塗ってみるとイメージと違うということがあります。
これは塗料だけで見ている色と、外壁部分に塗ってみた色で違って見えるということもありますし、外で太陽の光に当たることで違った色に見えることもあります。
また、周囲の建物の色と比較することで違って見えることもあります。
あくまでも「実際に塗った段階での色」を重視することが重要だと言えます。
意外に汚れが目立った
こちらも多い失敗例です。
見た目の色で選んだのですが、思った以上に汚れが目立つということがあります。
家の外壁は常に太陽の光、雨、風、ホコリなどにさらされています。
地域にもよりますが、そういった汚れが目立つ色合いもあるので、せっかく塗装をしたばかりなのに汚れて見えるということがあるのです。
他の家の部分、パーツと合わない
塗装をした外壁だけを見れば問題がなくてもドア、ガレージ、シャッター、ベランダ、屋根などと合わせると色の相性が悪いということがあります。
外壁の色を選ぶ際には壁だけで考えるのではなく、家全体の色の相性を考えて選ぶ必要があります。
外壁塗装の色選びを失敗しないためのポイントとは
ではこういった色選びの失敗をしないためにはどうすれば良いでしょうか。
ここでは色選びを失敗しないためのポイントを紹介していきます。
面積効果を気にしておく
実際に塗装された際にイメージと違うとなる一つの原因が「面積効果」です。
これは見た目の錯覚の一種です。
実は同じ色であっても人間の目は大きな面積と小さな面積では見え方が違ってきます。
基本的に、
- ・暗い色は面積が広くなるほど暗くくすんで見える
- ・明るい色は面積が広くなるほど明るく鮮やかに見える
という特徴があります。
カタログなどでは小さな面積で色を選ぶこととなるのですが、実際に外壁に塗装されるとかなり広い面積となるため、この面積効果が起こって色のイメージが違うということになるのです。
色を選ぶ際にはこの面積効果も念頭に置いて選ぶと良いでしょう。
色のシュミレーションをしておく
色を選ぶ際には色々とシュミレーションをしてイメージをするものですが、この際にもいくつかの注意点があります。
まずパソコンなどでカラーシュミレーションを行うことがありますが、これはパソコンの性能によってもモニターの色や明るさの設定によっても色の見え方が変わってくるためあまりあてにすることはできません。
実際に色の見本板やカタログなどで使用する方が安全なのですが、この場合も注意が必要です。
屋内でカタログを見ている時は「電気の光」「蛍光灯」で色を見ていることとなります。
しかし外壁塗装は屋外ですので、「太陽光」で見なければいけません。
可能なのであれば、カタログなどを屋外で太陽光にあてて見るほうが実際に近いものとして見ることができるでしょう。
池本塗装にお問い合わせいただいた方には無料で実施しておりますので、ぜひ色選びの際はご活用ください!
景観ガイドラインに注意する
せっかく気に入った色を選んだとしても住んでいる地域によってはその色が使えないということがあります。
これは市区町村、地域によって町の景観、美観を損なわないために外壁の色などが制限されていることがあるためです。
この制限が「景観ガイドライン」です。
京都のコンビニが茶色のおとなしい色合いの壁だったりするのはこれが関係しています。
まずは住んでいる地域に景観ガイドラインが設定されていないかどうかを確認しておきましょう。
まとめ
外壁塗装の色を選ぶのは「家の外観」を決める大きな要素となります。
周囲との調和や家の雰囲気などで選ぶこととなるのですが、実際に塗った時のイメージをしやすいためにカタログを太陽光にあててみるなどをした上で選ぶと良いでしょう。
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