大阪府八尾市にてベランダ防水工事
2019年11月10日
Before


After


ご依頼のきっかけ
大阪府八尾市にて、ベランダ防水工事のご依頼をいただきました。
築30年ほどのご住宅で、もともと瓦屋根の漆喰工事を予定されていたお客様から、「せっかく足場を組むなら、ベランダの防水も一緒にやっておきたい」とご相談をいただきました。
現地調査を行ったところ、既存のウレタン防水層のトップコートがすでに劣化しており、防水性が大きく低下している状態でした。トップコートが剥がれてしまうと、下地の防水層まで劣化が進行し、塗膜の膨れやひび割れ、水はけ不良といった不具合が起こりやすくなります。
今回は、ベランダ防水の再施工として、下塗りから中塗り(防水層)、上塗り(トップコート)まで、丁寧な3工程にて施工を行いました。
施工の様子
まずは、ベランダ防水を行う上で作業の妨げになる室外機を吊り上げ、干渉していた雨樋を外して清掃を行います。
防水工事並びに塗装工事において施工可能な箇所は、今回のように細かな工夫を施して行います。
プライマー(下塗り)
清掃を行い、プライマー(下塗り)を行います。
ベランダ防水は基本的に下塗り(プライマー)・中塗り(防水層)・上塗り(トップコート)の三工程で行います。
今回はプライマーに使用する塗料は竹林化学工業の「タケシールプライマー」です。こちらの塗料がポリマーセメント系塗膜防水材と呼ばれるもので、セメントを塗料化したような塗料で下地への密着性が高く、厚みをもたせることで下地の凹凸を平滑にし、水の流れをよくする効果に期待できます。
中塗り(防水層)
続けて中塗りを行います。こちらが防水層の役割を持ち雨水が下地へと染み込むのを防ぎます。中塗りには同じく竹林化学工業の「タケシールpcエコ」を使用しています。ウレタン塗料の密着工法では継ぎ目のないシームレスな防水層の形成が可能で 複雑な場所な箇所にも施工を行えます。しかし、綺麗な仕上がりには技術を要するため、職人の腕が試されます。
一度、中塗りを乾燥させてから、中塗り二回目を行っていきます。
中塗り(2回目)
一回目の中塗り塗料が乾いた後、再度中塗りを行います。これにより、防水層をより厚くして耐久性と防水性を向上させます。それだけでなく、中塗りを2度行うことで表面の凹凸が少なくなり、より平滑な仕上がりに近づきます。
トップコート(上塗り)
仕上げのトップコートを行います。上塗り塗料には同じ竹林化学工業の「タケトップ」を使用しています。
これまでの技術と経験を活かして僅かな凸凹を無くし、仕上がりの調整を行います。
トップコートは紫外線や汚れなどを防ぎ、防水層の劣化を守る役割があります。重ねて塗ることが可能ですので、メンテナンスを行う際も簡単な塗装で済みます。しかし、それは防水層が劣化していないことが条件になりますので、ベランダ防水は定期的なメンテナンスが必要です。
完工
これにてベランダ防水の完工です。無事、ムラなく綺麗に仕上がりました。
担当者のコメント
今回の工事では、ベランダの排水不良や塗膜の劣化を改善するため、しっかりと下地処理を行い、防水層を2回に分けて施工しました。最後にトップコートで仕上げることで、防水性と美観をしっかりと回復しています。
ベランダのように屋外で風雨や紫外線にさらされる場所は、定期的なメンテナンスが不可欠です。特にトップコートの劣化を放置してしまうと、知らないうちに防水層そのものがダメージを受けてしまい、雨漏りや構造材の腐食に繋がる恐れもあります。
また、今回のように「屋根・外壁の工事と同時にベランダ防水もまとめて行う」ことで、足場費用の節約や、メンテナンス時期の統一が可能となり、結果的にコストパフォーマンスの高い工事になります。
池本塗装では、外壁塗装・屋根塗装はもちろん、防水工事や付帯部の補修まで、すべて自社施工で対応しています。ご相談・お見積りは無料ですので、「家のメンテナンスをまとめて見直したい」「ベランダの劣化が気になる」といった方も、ぜひ一度ご相談ください。
大阪府八尾市での塗装・防水工事なら、地域密着・職人直営の池本塗装にお任せください!
現場住所 | 大阪府八尾市 |
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施工内容 | ベランダ防水(ウレタン防水) |
施工箇所詳細 | ベランダ |
施工期間 | 約3日 |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | |
工事金額 |