大阪市平野区の塗装職人、池本塗装が教える知っておきたい屋根修理の豆知識

知っておきたい塗装の豆知識

外壁塗装の見積もりで必ずチェックしたい、手抜き工事を見抜く項目とは?

外壁塗装の見積もりには決まった書式というものが存在しません。
そのため、項目の一つ一つを詳細に記載してあるものから大雑把にまとめたものまで、業者によってまちまちです。
しかし、工事の内容は同じ塗装工事、共通する項目は必ずあります。
ここでは、外壁塗装の見積もりから「ぼったくり」「手抜き工事」を見抜くための3つの項目を解説します。

外壁塗装の見積もりからぼったくり・手抜き工事を見抜ける3つの項目とは?

見積書の中でチェックが必須なのは「塗装面積」「単価」「工期」

見積書の中で必ずチェックした方がいい項目として、「塗装面積」「単価」「工期」の3つがあります。
一つずつ順に見ていきましょう。

見積書の「塗装面積」について

まず「塗装面積」についてですが、建物に関する工事でよく耳にする坪数や延床面積と違い、「塗装面積」はその名の通り実際に塗装を行う建物外壁の総面積を表す言葉になります。
そして「塗装面積」は、「延べ床面積」×「係数1.1~1.4」で計算されることが多いです。
例えば30坪であれば延べ床面積はおよそ99㎡、それに係数1.1~1.4をかけた数字が「塗装面積」です。
係数を1.2とするなら、99㎡ × 1.2 = 118.8㎡(塗装面積)になる訳ですね。

そして塗装費用は「塗装面積 × 塗料の㎡単価」で算出されるので、この「塗装面積」の数値によって費用は大きく変わってきます。
そのため、ぼったくり業者などは施主様にはわからないだろうと本来の面積より大きな数値を記載し、工事金額を釣り上げようとするのです。

正確な数値は塗装業者が現地調査を行い、スケールなどの機器を使って測定し、窓や扉など塗装しない箇所を差し引いて算出してくれます。
事前に上記の計算式を使って自身の家の塗装面積を出しておけば、見積もりに記載の塗装面積、そして金額が妥当であるかどうかの判断材料になるでしょう。

見積書の「単価」について

次に、見積書の「単価」についてです。
塗装業者ごとに塗料や各工事における単価は違いますが、ある程度の相場を知っておけば適正価格かどうかの目安になるでしょう。

まず、塗装工事には必ず必要となる「足場工事」ですが、足場工事の単価は600~800円 / ㎡程度になります。
そして合わせて「飛散防止用ネット工事」は100~200円 / ㎡となります。
足場工事全体で700~1,000円/ ㎡程度であれば、相場通りといって問題無いでしょう。

一方、工事金額全体の2割近くを占めるのが足場工事です。
稀に足場費用が今だけ無料!」などと謳っている業者がいますが、基本的に塗装業者が無条件で足場費用を無料にすることはまずありません。
そのような業者は、塗料代や人件費など別の費用に足場工事の費用を上乗せしている可能性があります。

続いて「高圧洗浄」です。
こちらは100~250円 / ㎡程度が相場となります。
また、塗装工事の前には「下地調整」が必要となりますが、この下地調整は外壁の劣化度合いによって作業が大きく異なるので、まとめて「下地調整一式」と表記される場合もあります。
下地調整に関しては、各項目の相場は次のようになります。

コーキング打ち替え:500〜800円 / 1m
コーキング増し打ち:700〜1,000 / 1m
セメント補修:1,500〜2,500円 / 1㎡
パテ埋め:10,000〜20,000円 / 建物全体

特にケレン作業は施工箇所、施工面積によって大きく金額が異なります。

雨戸:2,500~5,000円 / 1枚
戸袋:12,000~20,000円 / 両開き2枚
鉄階段:80,000〜250,000円

いずれの場合でも、しっかり施工箇所が見積書に記載されているか?をしっかりチェックし、「下地調整一式」と大雑把にまとめられて高額になっていないかを確認しましょう。

そして肝心の塗装作業についてです。
代表的な塗料の単価は次のようになります。

シリコン塗料:2,000〜3,500円/㎡
ラジカル塗料:2,500〜4,000円/㎡
フッ素塗料:3,000~4,500円/㎡

ここで注意が必要なのは、上記の金額は「3回塗り」を行った際の費用だということです。
外壁塗装では「下塗り・中塗り・上塗り」と3回に分けて塗料を重ねていくのが一般的です。
金額を見るだけでなく、「3回塗り」の記載があるかどうか?もしくは、「下塗り〇〇円・中塗り〇〇円・上塗り〇〇円」としっかり分けて記載されているかどうか?を確認しましょう。
悪質なぼったくり業者だと、項目には「シリコン塗料 / 2,000円」と記載しているにも関わらず、「これは一回塗りの単価です」と工事総額の金額に残り2回分の塗装費用がこっそり上乗せされているといったケースもあります。

見積書の「工期」について

最後に見積書の「工期」についてです。
塗装面積や天候にもよりますが、外壁塗装の工期は7~10日、悪天候が続いた場合でも約半月程度が一般的です。
特に雨や雪などの悪天候については、雨天で塗装を進めてしまうと塗料に水が混ざってしまい、塗料の性能を大きく損なってしまうため避けなければなりません。
また、湿度の高い梅雨時期や気温の低い冬季などは、塗料の乾燥に時間がかかって工期が伸びてしまうこともあります。
ここで焦って乾いていない塗膜の上に塗装してしまうと、性能を損なうだけでなく仕上がりにも悪影響が出てしまいます。

「うちはどこよりも工期が短いです!」と工期の短さ・施工の早さをアピールする業者がいますが、外壁塗装は早ければいいというものではありません。
工期の短さを売りにしている業者は、必要な工程を省いて手抜き工事をしている可能性もあるので注意が必要です。

「塗装面積」をカサ増しする悪質業者に要注意!

建物の面積を表す坪数は1坪が約3.3㎡、例えば30坪なら延べ床面積は99㎡になります。
それでは、同じ坪数ならどの建物でも塗装面積、そして塗装費用は同じになるでしょうか?

答えはもちろんノーです。
どの建物であっても窓やドアの数が違いますし、建物自体の造りや外壁の状態も違います。
窓やドアには塗装をしないですし、開口部の大きさや数によっても塗装面積は変わりますし、外壁の状態によって下地調整の金額も変わります。
つまり、同じ坪数でも塗装面積、そして塗装の費用は異なるということです。

しかし中には、「素人には塗装面積をカサ増ししてもわからないだろう」と窓やドア、開口部も塗装面積に入れて費用を算出する悪質な業者も存在します。
繰り返しになりますが、見積もりをとる前にご自身でも上記の計算式でご自宅の塗装面積を計算しておくことで、悪徳業者の嘘を見抜くことができるでしょう。

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