八尾市の塗装職人、池本塗装が教える知っておきたい屋根修理の豆知識

知っておきたい塗装の豆知識

外壁塗装時に行う玄関ドア塗装のタイミングと費用感

外壁塗装を検討している方の中には、「せっかくなら玄関ドアもきれいにしたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。建物の“顔”ともいえる玄関ドアは、来客やご近所の方が最初に目にする場所。外壁がピカピカになっても玄関ドアだけが劣化していると、全体の印象が損なわれてしまいます。

この記事では、大阪で外壁塗装を行う際に「玄関ドアの塗装も同時に行うべきか?」という疑問に答えながら、最適なタイミングや費用の相場、注意点などを詳しく解説していきます。

なぜ外壁塗装と一緒に玄関ドア塗装を行うのか?

玄関ドアも経年劣化する

玄関ドアも外壁と同様に、常に紫外線や風雨にさらされています。そのため、以下のような劣化症状が起こりやすくなります。

・表面の塗膜が色あせてくる
・塗装の剥がれ・浮き
・金属部分のサビ・腐食
・木製ドアのひび割れや反り
・ハンドルや丁番の劣化

これらの劣化を放置すると見た目が悪くなるだけでなく、防犯性や断熱性の低下、さらにはドア自体の交換が必要になる可能性もあります。

外壁との美観バランス

外壁塗装できれいになった外観と、古びた玄関ドアの対比は意外と目立ちます。せっかく外壁が新築のように美しく仕上がっても、玄関ドアがくたびれていると「どこか古びた印象」になりかねません。逆に、ドアも一緒に塗装することで建物全体が引き締まり、高級感すら演出できます。

玄関ドア塗装のタイミングと判断基準

外壁塗装を行う際に、見落とされがちなのが「玄関ドアの塗装」です。しかし、玄関は建物の“顔”とも言える場所。外壁がきれいになっても、玄関ドアがくたびれていては家全体の印象が台無しになってしまいます。とくに訪問者が最初に目にする場所であるだけに、その見た目の印象は住まいの評価を左右することも。

それでは、玄関ドア塗装の最適なタイミングとはいつなのでしょうか?ここでは、「外壁塗装との同時施工がなぜ望ましいのか」や、「劣化のサイン」について詳しく解説していきます。

外壁塗装と同時施工が最も効率的

玄関ドアの塗装を検討するなら、外壁塗装と同時に行うのがベストなタイミングです。その理由は主に以下の3点に集約されます。

コストが抑えられる

単体で玄関ドアだけを塗装する場合、職人の手配・交通費・足場の設置(必要に応じて)など、外壁塗装とは別に諸費用が発生します。しかし外壁塗装と一緒に施工する場合は、既に現場には職人が常駐しており、養生や準備の手間も最小限。セット施工として割引が適用されるケースも多く、結果的にリーズナブルな価格で施工が可能になります。

美観のバランスが整う

建物の美観は「部分的な美しさ」よりも「全体として調和が取れているか」が重要です。外壁が新しく美しくなったのに、玄関ドアだけが色あせていたり塗装が剥がれていたりすると、そこだけ浮いてしまい違和感のある印象になります。外壁とドアの色味や質感を同時に整えることで、新築のような一体感と洗練された印象を作り出すことができます。

メンテナンスサイクルが揃う

建物の各部位をバラバラに塗装すると、それぞれにメンテナンス時期が異なってしまい、数年ごとに個別の補修が必要になるという非効率が生まれます。外壁・付帯部・玄関ドアを同時に塗装することで、次回の塗り替え時期も揃い、長期的に見たメンテナンス計画が立てやすくなります。

こんな症状が見られたら塗り替えサイン

玄関ドアには、経年とともにさまざまな劣化が生じます。以下のような症状が見られた場合は、塗装によるメンテナンスを検討するべき時期です。

表面にツヤがなくなってきた

新品の玄関ドアは、塗膜による光沢があります。しかし、紫外線や風雨の影響で表面の塗膜が劣化し、マットでくすんだ印象になってくるのが最初のサインです。

色あせや汚れが目立つ

日当たりのよい南面などでは特に、紫外線によってドアの色が退色していきます。また、排気ガスや埃による汚れも蓄積し、全体的にくたびれた印象になります。清掃では落ちない場合は塗装が必要です。

塗膜の剥がれ・浮き

塗膜が劣化すると、表面に膨れや剥がれが生じ、下地が露出してしまうことも。金属製のドアではこの部分からサビが広がる原因にもなります。

金属部分にサビが出てきている

スチール製のドアや金属製のハンドル・蝶番などには、サビが浮き出てくることがあります。このまま放置すると進行して、強度や機能性にも影響を及ぼします。

木部にカビや変色がある

木製ドアの場合、表面の塗膜が剥がれると水分を吸収しやすくなり、カビや変色を引き起こすことがあります。これは見た目だけでなく、木材の腐食にもつながる深刻な劣化です。

玄関ドアの素材別・塗装方法と注意点

玄関ドアは素材によって劣化の仕方も異なれば、適切な塗装方法も変わってきます。「ただ塗るだけ」ではうまく仕上がらず、素材に合った工程や塗料を選ばないと、すぐに剥がれてしまったり、見た目がチグハグになったりすることも。

ここでは、金属製ドア(スチール・アルミ)と木製ドアの違いと、それぞれの適切な塗装方法・注意点を詳しく解説します。

金属製ドア(スチール・アルミ)

現在の戸建住宅では、スチール製またはアルミ製の玄関ドアが主流です。これらは高い耐久性と防犯性を備えている反面、塗装においては下地処理や塗料の選定が非常に重要になります。

スチール製ドアは重厚感があり頑丈ですが、塗膜が劣化するとサビが発生しやすく、放置すると腐食が進行します。

アルミ製ドアは軽量でサビにくい反面、表面が非常にツルツルしているため、塗料が密着しづらいという弱点があります。

適切な塗装工程(例)

①高圧洗浄・脱脂作業

埃や油分をしっかり落とさないと、塗料の密着性が大きく損なわれます。

②サビ取り・ケレン作業(スチールの場合)

サビを落とし、表面をヤスリで荒らすことで塗料が乗りやすくなります。

③プライマー塗布

アルミやスチール専用のエポキシ系プライマーや金属用密着プライマーを使用。これが密着性の鍵。

④中塗り・上塗り(2回)

ウレタン塗料やシリコン塗料が一般的。最近は耐候性の高いラジカル制御型塗料も使用されます。

注意点

安易にホームセンターで購入できる水性塗料を使って塗装してしまうのはおすすめできません。
玄関ドアは雨風や紫外線の影響を強く受けるため、適さない塗料を使うと、数か月ほどで塗膜が剥がれてしまうケースもあるのです。

また、ドアノブや鍵まわりなどの可動部分については、事前の養生が欠かせません。
塗料が付着してしまうと、塗膜が引っかかって開閉がスムーズにできなくなったり、鍵の動きに支障が出たりする可能性があります。

なお、必ずしもドア全体を塗装する必要はありません。
正面から見えるパネル部分だけを塗装する「部分施工」でも、玄関の印象は大きく変わります。
コストを抑えながら見た目を整えたい方には、現実的でおすすめの方法と言えるでしょう。

木製ドア

木の質感が魅力的な木製ドアは、重厚感や風合いで高級感を演出できる反面、湿気や紫外線に弱く、定期的な塗装メンテナンスが必須です。

塗装のタイミングを逃すと、割れや腐食が進行してしまうこともあるため、注意が必要です。特に紫外線や雨水による劣化が目立ちやすく、変色・黒ずみ・カビが発生しやすいことや、無垢材の膨張収縮により塗膜が割れやすいという特性があります。

また、通気性のない塗料を使うと、内部で湿気がこもり腐朽菌が繁殖するケースもあります。

適切な塗装工程(例)

①サンダーや研磨紙による旧塗膜除去表面の剥がれた塗膜や汚れをしっかり落とし、木肌を整えます。

②下地調整・パテ埋め木の割れや欠けがある場合は、木工用パテで補修します。

③防腐・防カビ処理防腐剤や防カビ剤を浸透させ、木材自体の劣化を抑えます。

④上塗り(自然塗料 or ウレタン塗料)自然塗料(オスモカラー、リボスなど)は木の呼吸を妨げず、ナチュラルな風合いが持続。ウレタン塗料は耐水性・耐久性に優れ、ツヤ感のある仕上がりが得られます。

注意点

・防水・防腐性が高い塗料を選ばないと、再劣化が早いため注意。
・木製ドアは塗装直後に雨に当たるとシミや色ムラが生じやすいので、天気と施工時期をしっかり調整。
・ドアの裏面や下端(雨がかかりやすい部分)も忘れずに塗装を。ここを怠ると、腐食が一気に進行します。

玄関ドア塗装の費用相場と価格の内訳

玄関ドアの塗装費用は、ドアの素材や形状、下地の状態によって大きく変わります。

一見すると「小さな部分だから安そう」と思われがちですが、実は下地処理や養生に手間がかかるため、意外と差が出やすい工事でもあります。

ここでは、代表的なドアの種類ごとに、費用相場とその内訳を詳しく見ていきましょう。

金属製ドア(片開き)

相場価格(税別):20,000円〜40,000円

金属製の玄関ドアは、比較的塗装がしやすく、費用も抑えやすい傾向があります。

既存の塗膜の状態が良く、サビや大きな劣化が見られない場合は、簡易的な下地処理と再塗装で対応できるため、低価格帯に収まることも珍しくありません。

一方で、経年劣化によってサビが発生している場合や、塗膜が浮いたり剥がれたりしている場合には、ケレン作業(サビ落とし・目荒らし)に時間がかかります。

この工程が増えると、その分人件費が上乗せされ、費用も高くなるというわけです。

外壁塗装と同時に行う場合は、足場や養生を共用できるため、単独で依頼するよりも割安になるケースが多いのも特徴です。

木製ドア(片開き)

相場価格(税別):30,000円〜60,000円

木製の玄関ドアは、見た目の風合いが魅力ですが、その分塗装には手間がかかります。

表面の旧塗膜を剥がし、丁寧に研磨を行ったうえで、防腐処理や下塗りを施す必要があるため、金属製ドアよりも費用が高くなりがちです。

特に、日当たりや雨掛かりの影響で劣化が進んでいる場合は、

・塗膜の完全な剥離
・木部の補修
・吸い込み止め処理

といった工程が追加されることもあります。

その分、しっかりと施工すれば、見た目が大きく改善され、玄関全体の印象を一新できるのが木製ドア塗装のメリットです。

「交換までは考えていないが、雰囲気を良くしたい」という方に選ばれやすい工事と言えるでしょう。

両開きや親子ドア

相場価格(税別):50,000円〜80,000円

両開きドアや親子ドアは、片開きドアと比べて塗装面積が広く、構造も複雑になります。

そのため、養生や塗装にかかる手間が増え、費用も高くなる傾向があります。

また、

・ドアノブや装飾金物が多い
・ガラス部分が複数ある
・凹凸のあるデザイン

といった場合は、細部の塗り分けやマスキング作業が必要になり、さらに価格が変動します。

外壁塗装と同時施工を行えば、作業効率が上がり、単独施工よりもコストを抑えられる可能性がありますが、デザイン性の高いドアほど現地確認が重要になります。

玄関ドア塗装の費用に差が出る主なポイント

玄関ドア塗装の見積もり額は、単に「ドアの種類」だけで決まるわけではありません。

以下のような要素が重なることで、最終的な金額が変わってきます。

・下地の劣化状況(サビ・腐食・塗膜の剥がれ)
・使用する塗料の種類(ウレタン・シリコン・専用塗料など)
・養生や脱着作業の有無
・外壁塗装と同時施工かどうか

特に、外壁塗装と同時に行う場合は、見積もりの中で「どこまで含まれているか」を確認することが大切です。

※外壁塗装と同時施工する場合、セット価格で割安になることもあります。

塗装ではなく交換が必要なケースとは?

以下のような場合は、塗装によるリフォームではなくドア本体の交換を検討すべきケースです。

・ドア枠ごと歪みが生じている
・木部が腐食している
・鍵や蝶番が正常に機能しない
・防犯性や断熱性能に不安がある

最近では、玄関ドアのみを1日で交換できる「カバー工法」のリフォームも登場しています。塗装と交換、どちらが得策かは専門家の判断が重要です。

外壁とのカラーコーディネートのコツ

「玄関ドアだけ浮く」を避ける

ドアの色選びで重要なのは、外壁との調和。以下のような組み合わせが人気です。

外壁の色 玄関ドアのおすすめ色
白系 ブラック、ダークブラウン、ネイビー
ベージュ系 ウォールナット、オーク、グレー
グレー系 ブラック、レッドブラウン、木目調

住宅街の中で悪目立ちしない、かつ高級感や重厚感を演出できる色味が評価されています。

玄関ドア塗装でよくあるQ&A

Q1. DIYで塗装できますか?

おすすめしません。特にアルミやスチールドアは、下地処理が不十分だとすぐ剥がれます。また塗料選びを間違えると変色や硬化不良も起きやすいため、プロに依頼するのが安心です。

Q2. 外壁だけお願いして、後からドア塗装はできる?

可能ですが、別途施工費がかかり割高になる傾向があります。同時施工のほうが経済的です。

Q3. 塗装するとドアの開閉に影響は出ませんか?

施工前に「可動部分」と「固定部分」を明確に分け、必要に応じて養生・部品の分解を行うため、基本的に問題はありません。

まとめ

外壁塗装の際に、玄関ドアの塗装まで行うことは決して「おまけ」ではありません。住まい全体の印象を格段に引き上げ、資産価値の維持にもつながる大切なメンテナンスです。

特に大阪のように気候変化の激しい地域では、紫外線や雨風の影響を受けやすく、ドアの劣化も見逃せません。外壁と一緒に玄関ドアもリフレッシュし、「きれいが長持ちする家」を実現しませんか?

池本塗装では、外壁・屋根・付帯部・玄関ドアまでワンストップで対応可能です。まずはお気軽に、無料の現地調査をご依頼ください。

この記事は私が監修しました

池本塗装代表:池本 竜也

池本塗装代表:池本 竜也

塗装職人歴15年、1級塗装技能士・2級施工管理技士取得。一級技能検定にて優秀賞受賞、塗装技能大会にて大阪府知事賞、大阪代表の塗装職人として全国大会出場など。安心した塗装をご提供できるように日々技術を磨いています。

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