八尾市にて屋根・外壁塗装
2021年11月26日
Bofore
After
先日より八尾市にて行っておりました、屋根・外壁塗装の様子をお届けいたします。
前回までに屋根下塗りが終わっていましたので、今回は屋根中塗りの様子からです。
中塗りが乾きましたら、続いて仕上げの上塗りをしていきます。上塗りには家の外観を決定づけ、また中塗りで生じた色ムラや気泡を覆い隠し、雨風や汚れから外壁を守るといった役割があります。
続いて軒天にも塗装をしていきます。の起点には、木部専用の防腐剤塗料を塗っていきます。
軒天は、経年劣化により木材が剥がれてしまっている場合には取り替えが必要ですが、まだそのような状態になっていない場合は塗装によって劣化を防ぐことができます。
次に、ひび割れのある箇所を補修し整えます。
続いて外壁塗装に入ります。
この部分はシリコンで、シリコンは塗料との密着性が悪いためまず専用のプライマーを塗ります。
続いて、下塗りとして外壁全体にシーラーを塗っていきます。
下塗りは外壁塗装の基本となる重要な工程で、中塗り・上塗りとまったく機能も成分も違う塗料を使用します。
下塗りには、外壁材と塗料との接着力を高める、外壁材への塗料染み込みを防ぐといった役割があります。
下塗りはサイディングボード、コンクリート、モルタルなどの外壁材と中塗り・上塗り塗料との接着力を強め、耐久性に優れた外壁塗膜を作り出すのが目的です。下塗りで使用する塗料は「下地強化剤」とも言われ、下塗りを行わなければ外壁材にこの後行う中塗り・上塗りの塗料が定着しないのです。
また、下塗りをしないで中塗り・上塗りをすると、外壁材を直接塗装することになります。すると、塗料の気泡、その他の要因により外壁材を逆に傷める可能性があります。また、表面をきれいに塗装しても、塗料が外壁材に染み込むため、時間が経過すると塗りムラが発生し、美観に優れた外壁塗装にはなりません。
続いて、微弾性塗料を塗ります。この塗料は、他の塗料よりも高い伸縮性(弾力性)を持ち、下地のひび割れに対応することができます。伸縮性によって下地にヒビ割れが生じても、ヒビに追随して表面化することを防ぐことができるのです。そのため、ひび割れ部分からの雨水の侵入を防ぐことができます。
続いて仕上げの上塗りを行っていきます。
上塗りは通常1回で終わりますが、今回は2回行いました。こちらの現場は40年無塗装のため劣化状況がひどく、通常より多くの工程を要しました。
ベランダの塗装に入ります。
ベランダ・バルコニーの床面は基本的に、下地の上に「防水層」を作り、その表面に「トップコート」を塗ることで構成されています。
ベランダの塗装はなるべくこまめに塗り替えをすると、結果的に費用が安くなることが多いです。
何故ならトップコートよりも防水層、防水層よりも構造用合板の方の修繕費が高いからです。
より安い段階で修繕をして内部の損傷を防ぐことが、費用を抑えながらお住まいを守ることにつながります。
表面の色褪せ、塗膜や防水層のひび割れ・剥がれ・ふくれ、水のたまり、植物や藻の繁殖、雨漏りなどの症状がベランダに現れた際は、早めに防水塗装を行いましょう。
鉄部、雨樋も塗装していきます。
増築部分は既存の材質や色が違っており、お客様が気にされておりましたので全体と統一感あるように色を合わせました。
破風板などは外向きに面しているため、雨風や紫外線の影響を受けやすく劣化しやすい場所ですので、防腐剤をしっかりと塗り重ねます。
同じ現場内でも、元々劣化がひどい箇所は条件が過酷な事が分かるので、同じように施工すればまた1番先に劣化してしまいます。そういった箇所を少し特別扱いする事で、過酷な条件の差を完全に埋める事は出来ませんが、少なからず劣化時期の差を縮められるのです。
駐車場の天井の下塗り、上塗りも行いました。
これにて塗装作業はほぼ完了しましたが、そのほかに外構工事、塀の取り替えなどが来年から始まります。
引き続き、作業の様子をお届けいたします。
現場住所 | |
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施工内容 | |
施工箇所詳細 | |
施工期間 | |
外壁使用塗料・塗料色(下塗り) | |
外壁使用塗料・塗料色(上塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(下塗り) | |
屋根使用塗料・塗料色(上塗り) | |
工事金額 |